年末くらいからこのマシンのHDDにぽろぽろとエラーが出てきたので、これを口実にvSphere 5のESXiに仮想マシンの引越しを強行してみた。
検索するとNHCを使った方法が結構引っかかるのですが、今回はVMware vCenter Converterを使ってみることに。
対象となるVirtual PCの仮想マシンは
- Windows XP SP3
- CPU 1
- メモリ 2GB
- NIC 1
- HDD 127GB
引越し先は
- vCenterを指定(というか、vCenterを指定したらちゃんとデータセンター内の各ESXiさんが見えた)
- 作業用PC(Windows 7)とvCenter(と各ESXi)は間にL2スイッチが何台かはさまっているけど基本1Gbpsで接続
- 各ESXiとdatastoreとなる外部ストレージのiSCSIの箱は1Gbps SANで接続
作業自体に難しいことはなく、
- Converterの「マシンの変換」をクリック。
- ソースのタイプに「バックアップイメージまたはサードパーティ仮想マシン」を指定し、仮想マシンファイルにhoge.vmcを指定して「次へ」をクリック。
- ターゲットのタイプを選択に「VMware Infrastructure仮想マシン」を選択し、詳細にvCenterの情報を入力して「次へ」をクリック。
- 名前に適当な仮想マシン名を付けて「次へ」をクリック。この名前、日本語が入りそうだけどきっと入れない方がいいと思う。
- ターゲットにvCenterを指定したので、データセンター内のどれにするかを選択、データストアと仮想マシンのバージョンを指定して「次へ」をクリック。
- 変換タスクのパラメータとして、デフォルトから一か所だけ変更して、仮想HDDをシンプロビジョニングすることに。
- あとは変換Goで。
で、実際の変換時間は約8分で平均転送率は92.01MB/sとのこと。予想より全然速くてちょっとがっかり。以前死に書けたWindows Server 2003からP2Vした時は数時間かかったので、今回も1時間くらいかなーと思っていたのに…
ちなみに、引越ししたXPは再アクティベーション必要でした。