2013年1月15日火曜日

Windows7な仮想マシンのクローンを作成するときはVMXNET3を使おうね

そのうちやらなきゃなーと思っていた、仮想マシンのコピーをやってみたら、ちょっとつまずいたのでメモ。

環境は以下の通り。

  • vSphere 5.1a
  • vCenter Applicance
  • コピーしたい仮想マシンはWindows 7 Enterprise (64bit版)

まず、ベースとなる仮想マシンを作る。
んで、インベントリのベース仮想マシンを「右クリック→クローン作成」か、サマリタブから「新規仮想マシンにクローン作成」をクリックして、ウィザードを起動。

  • 仮想マシンの名前は、この名前をコンピュータ名にしたいのでそれなりに付ける。
  • 仮想ディスクはThin Provisionを選択。
  • カスタマイズウィザードを使用してカスタマイズする。
    • コンピュータ名は「仮想マシン名を使用」を選択。
    • Windowsライセンスは、デフォルトで製品キーは空欄、サーバライセンス情報はチェック、サーバライセンスモードはサーバ単位(最大接続数:5)となっていたのでそのまま。
    • タイムゾーンはGMT+0900を指定。
    • ネットワークは「標準設定」。
    • ワークグループは適当に。今回はドメインには参加させないのでデフォルトのまま。
    • オペレーティングシステムのオプションは、「新規セキュリティID(SID)の作成」をチェック。

こんな感じでやったわけですが、何度試してもコンピュータ名もSIDもベース仮想マシンと同じまま。ムキになって仮想マシンまで作り直してみたけどやっぱり変わらず。

これは困ったなーってことで調べてみると、vSphere 5.0 の覚え書き - (2) Sysprep デプロイでドメイン参加に失敗する? - 仮想化でプリセールスしてるSEの一日 こんなのを発見。確かにベース仮想マシンのネットワークインターフェースはE1000にしてたけど? ってことで、VMXNET3にして試してみたら、コンピュータ名も仮想マシン名になったしSIDも再生成(でいいのかな?)されました。

とりあえず仮想マシンのクローンは作れるようになったけど、エラー吐くなりアラート出すなりして欲しかった。