2014年1月23日木曜日

FreeBSD 10.0をESXi 5.5に入れてみた

FreeBSD 10.0がリリースされたので、さっそく手元のESXi 5.5に入れてみた。
9.2からかなり変更点があるようなので、とりあえず気が付いた点など。


  • いきなりVMXNET3つっこんでも平気
    リリースノートにもあるように、OpenBSDからVMXNET3用のドライバが移植されたので、VMを作る際にいきなりVMXNET3をつっこんでもvmx(4)で認識されて便利。
  • svnliteがベースシステムに入ってる
    Subversionからチェックアウト専用?のsvnliteがインポートされているので、csupの様にインストール直後から使える。
  • vmware-toolsはそのままだとコンパイル通らない
    ports/emulators/open-vm-toolsを使えばいいじゃない、というのは置いておいて、open-vm-toolsのパッチを見ながらvmblockとvmmemctlのソースをいじったら動いているぽい。

ちなみに、vmware-toolsについては
% cd vmware-tools-distrib/lib/modules/source
% tar xvf vmblock.tar
% cd vmblock-only
% make
% sudo make install
こんな感じで他のvmmemctl、vmxnet、vmxnet3をmake installしてからvmware-install.plを実行している。

上記のパッチは以下の通り。なにか変なことになっても泣かない人はどうぞ。
おまけでvmware-config-tools.plですが、内部でpkg_infoの結果を期待している部分があるので、pkgで動くようにいじってみたのも置いておきます(ちゃんと動くかためしてないです)。